うさぎとかめ

昨今、FacebookやInstagram、TwitterなどのSNSの発達によって、他のご家庭内での教育内容であったり、教育の進め方などの情報をシェアするような文化が広まってきています。

特にInstagramやTwitterは、匿名で投稿できることもあり、特に早い進度で幼児教育に取り組んでいるご家庭での教育情報が目につきます。

それ自体、悪いことではないかもしれません。お母さま、お父さまの家庭教育でのモチベーションになっているのでしょうから。

ピグマリオンに取り組んでいるご家庭で、例えば年中さんで小学生のコースに取り組んでいる方も散見され、とても素晴らしい教育をされているんだな、と思います。

一方で、これは開発者の伊藤恭先生もおっしゃっていますが、幼児教育は誰かと比べるような性質のものではありません。

もちろん参考になる情報もたくさんあるかとは思いますが、ほどほどに、ということで良いかと思います。

「うさぎとかめ」という童話があるように、最初にスタートダッシュが切れたとしても、息切れしてしまうなんてケースはいくらでもあります。

ピグマリオンの目的というのは、あくまでもそのお子さまの「幸せ」のため。

人生を歩んで行くために必要な「思考力」や「創造力」を培うための養分を提供するような存在だと思います。

「お勉強、高進度競争」

を目的化しても、人生において得るものは少ないように思います。

「我が子は我が子」「他の子は他の子」

自分や自分の子どものことになると、どうしてもどっしり構えられなくなりがちですが、ピグマリオン学院ではご家庭での学習だけでは気づきにくいようなところを、丁寧に観察させていただきながらサポートできればと思っております。

なお、うさぎさんがいらっしゃった場合、「スーパーラビット」として羽ばたけるようなお手伝いも同時にできればと考えています!

ピグマリオン学院 麻布十番教室