算数オリンピック キッズBEEファイナルとピグマリオン

毎年7月に開催される算数オリンピック。

ピグマリオン学院 麻布十番教室のお子様たちが参加されるのは、おそらく2〜3年後くらいからでしょうが、ピグマリオン全体でも算数オリンピック対策が強化されており、入賞者が続出しています。

その中でも、 小学3年生までが受験できるキッズBEEは、金賞の数も多く設定されていることもあり、算数の学びに対するお子さまのモチベーションを上げる機会にしやすい大会といえます。

特に、今年のファイナルの問題は、ピグマリオンを小学生まで続けているお子さまであれば、1問目から小1くらいから取り組んでいるおなじみの問題の類題が出たので、正答率や時短の意味でも有利になったのではないかと思います。

50点以上で金賞ですから、1問目で素早く10点取れるというのはだいぶ有利です。

その問題はこちら。

こちらの問題は、25マスの正方形から6の半分である3の直角三角形が4つあるので、「25-12=13」と解答するピグマリオン生が多いかと思うのですが、

こちらの問題、日頃からピグマリオン生が取り組んでいる「タイル」の問題で、これよりも複雑な問題を年長や1年生から解いているのです。

そして、このような「タイル」がスラスラ解けるのは、ピグマリオン生は、幼少期からペリカンパズルやカモシカパズルなどで、遊びながら「白と黒の両面から見る」という思考の癖が身に付いているからでもあります。

ペリカンパズルやカモシカパズルは、小学生になってからも触っていただくのですが、その体験が「タイル」や算数オリンピックの問題を瞬時に解ける様な「図形感」や「見抜く眼」が養われます。

また、「タイル」の学びを経験してから再びペリカンパズルやカモシカパズルが、また少し違った見方で取り組むことができるようになります。

このように、ピグマリオンのカリキュラムには、しっかりとしたストーリーがあります。

単なる先取りや受験を目的化していない分、子どもが自ら学べるような仕掛けがたくさんあって、結果的には学校の先取りや算数オリンピック、受験などで結果が出るようになっていきます。

「多面的に物事を捉えるができるようになる」

これは、小学校受験・中学受験に限らず、その後の三角関数や微分積分のような高校数学などにも生きてきますし、繰り返しになりますが、学問以上に社会生活を営む上で大切な能力になっていきます。

話が脱線しましたが、「タイル」のような日頃取り組んでいる内容が、このような大きなイベントで出題されると、お子様も嬉しいですよね。

ただし、ピグマリオンの本質は、

新しい問題や課題に出会っても、自分の頭で考えて解決できる」

ことにあると思うので、本質を見失わないレッスンを今後も心がけていきたいと思います。

ピグマリオン学院 麻布十番教室