ピグマリオンは幼児向けの算数教室でしょ?

ピグマリオンの教材を購入すると、このような題名で始まる文書が封入されています。(2022年3月現在)

その中で、ピグマリオン学院を統括されている白石先生のメッセージで、

ピグマリオンってヌマーカステンや2才児のさんすうで知ったけど、幼児向けの算数教室じゃなかったの!?」・・・知っていただけて嬉しく思うと同時に算数だけの教室と思われていることが私には本当に残念なのです。

と書かれています。

正直、マーケティングの観点からいうと、

「ピグマリオンは算数や数学の成績を抜群に上げることのできる教室です!」

と言い切ってしまった方が、体験者の数や受講生の数が増えるかもしれません。

その方が、表面的には分かりやすいメッセージとして伝わるからです。

しかし、ピグマリオンではそういうことはしていません。

白石先生のメッセージは、

「ピグマリオンは算数教室ではなく、能力を創造することを目的としており、何よりも育てたいのは思考力です。(中略)小さい頃から沢山触れることで考える習慣が身に付くため、算数だけでなく、絵画や音楽などの芸術分野から、スポーツまで幅広い分野にその能力が活きることになります。」

と結ばれています。

あくまでも、思考力を育てたいという強いメッセージ。

算数や数学が特になるのは結果であって、目的ではないということ。

マーケティング的には少し伝わりにくいメッセージでも、だからこそピグマリオンの理念をしっかりとお伝えすることは大事なことのようにも思います。

短期的な結果を求めて、安易な方向に走ってはいけない。

これは、子育ても教室運営も同じことなのかもしれませんね!

ピグマリオン学院 麻布十番教室