習い事はいくつまで?

4月は年度始めということもあり、新しい幼稚園や保育園に入園したり、新しい習い事を始めたり、お子さまにとっても新たなチャレンジが多くなる季節かと思います。

特に都区内は幼児の習い事が盛んで、曜日ごとの習い事のやりくりに四苦八苦されるご家庭が少なくありません。

それは、まるでテトリスに例えられたりもしますね。

学年が変わり、それぞれの習い事の時間割が変わることで、どのように組み合わせれば、最適なスケジューリングができるのか、悩まれる方も多いですね。

さて、

”習いごとはいくつまでさせて良いのか?”

”子どもは疲れてしまわないだろうか?”

そのような質問をされたら、皆さんはどうお答えになるでしょうか?

たまにいらっしゃるのが、、

よく事情も知らないうちに、

「XXちゃん、習いごとを何個も掛け持ちして可哀想」

とお話をされる方。

このように考える方の目線は、あくまでも「自分からの視点」「大人からの視点」のように思います。

一方、例えば同じ質問をピグマリオン開発者の伊藤恭先生にすると、

「子どもはどう思うとるの?楽しんでやっとるなら、やらせてあげればええやろ」

と、最初に大人の視点ではなく、「子どもの視点」からの答えが来ます。

「習いごと=疲れる」

って、誰が決めた?大人が勝手に決めてはいけない、ということなんですね。

同時に、ご自身の長年の経験から、

「どんなにたくさんの習いごとをしても、全て楽しめる子どももいる」

ということもお話されます。

一方で、子どもが嫌がっている習いごとを無理やり続けさせるのは、当然親のエゴから来ているものなので、否定されるべきものです。

「答えは、親ではなく、子どもの中にある」

子育ての原則は”習いごとの数”ひとつとっても変わらないのですね。

さて、最後に伊藤先生のお言葉をご紹介。

「ピグマリオンは、習いごとではないからね。ピグマリオンはピグマリオン。その他は習いごと。」

本来であれば、みんなにピグマリオンを取り組んで欲しいという、強い思いがあることも、こちらで共有をさせていただきます。

ピグマリオン学院 麻布十番教室